こんにちは、たまごです。実は数週間前、コロナウイルスに感染してしまいました。台湾の規定では今は自宅隔離が可能ですが、自宅隔離と判定されるまでと、隔離中の政府への報告に使ったアプリを上げておきます。
※私が新北市でコロナに感染した体験談です。健康状態の報告方法などについて、他の自治体にお住まいの方は、該当の自治体の指示に従ってください。
遠隔受診アプリ
このアプリを使って、予約できる病院を探して、遠隔受信してお医者さんから感染確認されました。亞東醫院の他、いくつかの病院の予約が可能です。
登録方法は居留証かパスポート番号を使って行います。私は行ったことのある亞東醫院で予約しようとしたところ、いくらやっても初診と認識されてしまうので、クリックボタンはパスポート番号を選択して、番号は居留証番号の数字を入れたところ、うまく認識されました。
感染が確認されると、お医者さんから台湾政府に、自分が感染したことについての報告が入ります。
自宅で簡易検査をして陽性になったのですが、陽性なので公共交通はもちろん、一般のタクシーに乗ることもできず、夫は冷酷にも出勤してしまいました。徒歩ならば自分で病院に行っていいということでしたが、徒歩圏のクリニックに電話したところ別の遠くのクリニックを紹介されてしまい、熱はどんどん上がってきて苦しく、どうやって病院に行けばいいか悩んでいたところで、このアプリを見つけました。
予約も簡単で、自分の番になるとお医者さんからテレビ電話がかかってきます。画面越しに、簡易検査の結果と、台湾の保険証を見せてください。
感染が確認されると、症状に応じてお薬が出されます。病院が開いている時間に、友達や家族に自分の健保カードを渡して、取りに来るよう言われます。診察代・お薬代は公費で、個人負担はゼロでした。
このアプリは特定のいくつかの病院の遠隔受診用ですが、お近くの病院でも似たようなシステムがある可能性があります。地域名+遠距看診+appなどで検索できるかもしれませんので、必要な方はお試しください。
▼Android版
▼iOS版
新北市の病状報告用アプリ
これは役立ったというか、スマホの番号に新北市から送っれてくるショートメッセージの中にリンクがあって、なかば強制的にダウンロードさせられるアプリです。
そうではあるのですが、健康状態の報告が簡単にできるので気が楽でした。
一点戸惑ったのが、体温が、デジタル式でリンクできるものでないと入力されないところ。もしそういったハイテク体温計をお持ちでない場合は、その他の病状記入欄に、手作業でベタ打ちすればOK。
おわりに
上記の他に、台湾政府のアプリもあって、感染日とかワクチン接種記録や感染確認記録、コロナで受信できる病院リストなどが調べられます。
ただ私の場合は、このアプリに載っていたクリニックに電話したところ、当日はクリニックの方で準備ができていなくて受診できないとのことで別の遠くのクリニックを紹介されてしまいました。というわけで、あまり役に立った印象がないのです。でも私の職場では愛用者が多いので、本当は便利なのかもしれません。ご興味のある方はどうぞ。
以上、ご参考になればうれしいです。
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