こんにちは!たまごです。今日は、黄色系や暖色系を、台湾人がどんなふうに感じているのか?日本人とどう違うのか? 色の感覚と色の使い方について、ちょっとだけお話してみたいと思います。
“黃黃的”
台湾にいると、黄みがかった茶色のことを「黃黃的」と表現されるシチュエーションがけっこうあります。私から見ると明らかに「茶色」なので、最初は何を言っているのか分からなかったのですが、黄みがかった茶色のことを「黄色っぽい」とか「黄色」と言い切ったりします。日本人が思う黄色よりも、「黄色」がカバーしている範囲が広いのかもしれません。
カーキ色と卡其色の違い
みなさんは、「カーキ色」と聞いてどんな色を思い浮かべますか?
私はカーキ色と聞くと、緑がかったくすんだ色を思い浮かべたもので、カーキ色は自分には似合わない、と思っていました。ところが、先日洋服屋さんで試着して、すごく似合う!と自画自賛したベージュ系・ブラウン系の服があって、これって何色ですか?と店員さんに聞いたところ、
「一般的な”卡其色”(カーキ色)です」
と言われてビックリしてしまいました。自分の目が変なのかなーと思いつつも、店内で緑がかった「カーキ」色っぽい服を見つけたので、「じゃああれは何色?」と聞いてみると、店員さんは
「あれは”軍綠色”(アーミーグリーン)です。」
とのことでした。
若干混乱しながらも、ネットで調べてみると、元々のカーキ(KHAKI)色は台湾の店員さんの説明が正しく、日本人の緑がかった、オリーブに近いようなカーキ色は、むしろ特別なんだ、ということがわかりました。
元々カーキ色の「カーキ」とは、土ぼこりという意味で、カーキ色は、茶色がかった黄色、薄い茶色のような色のことなんだそう。(ウィキ情報です(笑))
みなさんも、日本以外の海外でカーキ色のものを買いたいときは、注意しましょう!(^_^;)
冬の天気予報で違和感
日本だと冬の天気予報では、寒い地域ほど青や白で寒さの度合いを表現すると思います。
それが台湾では、なんと黄色やオレンジ(さらに寒くなると赤を使うよう)だったのでビックリしました!低温注意報とかオレンジ色で出されても、日本人的な感覚から言うとなんだかあったかそう…(笑)イマイチ危機感が感じられない天気予報でした。
うちの夫(台湾人)に「オレンジ色使って寒い寒いて言われても、なんか実感なくない?」と聞いたところ、何が大事なポイントなのか全然わかってもらえず、「何が?」とのことでした…。
台湾は日本ほど四季がはっきりしていないので、夏とか冬とかで色を分けるよりも、とにかく濃い目の色をつけて、普段の気温とは違うことを表現できれば、OKなのかもしれません。
まとめ
以上、台湾人と日本人と黄色についてでした。
自然環境が違っていることもあって、台湾人と日本人とでは色に対する感覚も少し違うと思います。また何か黄色や暖色・寒色以外にも「感覚の違い」を感じることがあれば、少しずつまとめていきたいと思います。
今回はここまでです。今日もお付き合いいただき、ありがとうございました!
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