こんにちは、たまごです。
実はここ数ヶ月、ご近所で真夜中に音楽を流してマイクを使って歌っている人がいて、寝不足からくる体調不良に悩まされています。
記事のタイトルには”解決方法”と書いたものの、実はまだ解決しておらず、まだ苦戦中というのが正直なお話です。
実際に何をやったかをシェアしていきたいと思います。
どんな被害にあっているか
私は台湾の集合住宅(賃貸)に住んでいるのですが、平均すると週に4日くらい(時にはそれ以上)、夜中の0時から3:30〜4:30くらいまで、音楽(具体的にはポップミュージックかダンスorロックミュージックのドラム音やベース音)とともに、マイクを使って歌っている、男の人(たぶん)の声が聞こえてきます。せっかく眠りについても、その音で起こされてしまうこともしばしば。
問題は、一体どこの部屋なのか特定できないことなんです。証拠を集めようとして、何度も夜中に騒音をたどって建物の中を録画しながら歩き回ったのですが、突き止められていません。
夜中の2時〜3時に外から見て、明かりがついている部屋(人が起きている)を確認しようとしたこともあったのですが、その建物には外に面していない部屋もあって、結局どこから音が出ているのか、特定できていません。
騒音を止めるためにしたこと
騒音を止めるためにしたことは、たとえば以下のようなことです。
大家さんに相談
騒音が聞こえるようになってしばらくしてから、もう耐えられないと思って、大家さんに相談しました。(持ち家のマンションの方は、管理組合のようなところに相談することになると思います。)
大家さんから管理人室に言ってもらって、住んでいる人みんなの目につく場所に、夜中歌っている人がいるのでやめてください、という内容の張り紙をしてもらいました。ところが…
管理人さんに連絡
張り紙を貼ってはもらったものの、夜中の騒音は一向に改善されることはありませんでした…。
その後も日常的に騒音が聞こえるので、大家さんからのアドバイスで、今度夜中に騒音が聞こえたら、管理人室に連絡して、うるさい部屋に注意しに行ってもらうことにしました。
ただここでもやっぱり大きな問題は、騒音を出している部屋が一体何号室なのか、ハッキリしないということなんです。大家さんのすすめでは、何号室か分からなくても構わないから、騒音がしたときにすぐに管理人室に電話して、うるさい部屋がどこなのか確認しに行ってもらいなさい、ということでした。
実際、もううるさくてたまらないときに管理人さんに電話したのですが、結局管理人さんも、騒音の元がどの部屋なのか探し当てられずに、そのまま4:30頃に迷惑な歌会が終わるのを待つしかありませんでした…。
私は基本的に朝8時出勤なので(台湾はけっこう8時出勤が多いです)、4:30にようやくまた寝直して、ちょっと寝たらまた起きて出勤するという感じで、疲れが取れず、身体がキツイです…。
警察に通報
結局何回か夜中に管理人室に電話したのですが何も解決しないという日々が続きました。そしてある日、あまりにも騒音がひどい日があって、もうこれは一定のレベルを超えていると思ったので、最終手段の「通報」という手段を取りました。警察官に来てもらったんです。台湾での夜中の騒音の通報の方法は、「1999」市民ホットラインに電話することです。ここにダイヤルすれば、台北市に住んでいても、新北市でも台中でも高雄でも、一番近くの管轄のオペレーターにつながります。24時間つながるようになっています。
電話では、通報内容と一緒に、フルネームと電話番号と住所を伝えます。その後ショートメッセージでスマホに連絡が来て、その後の調査の結果はネット上で確認できるようになります。
▼通報して案件が成立したときのお知らせ(上)と、案件終了(調査結果)のお知らせ(下)
私たちが通報したときも、どの部屋が原因なのかはやはり特定できていなかったのですが、同じ建物の中には居住区と飲食店のエリアがあって、飲食店エリアが怪しいと感じていたので、おそらくその付近から騒音が出ていると通報しました。
すると…通報から約30分後、うるさかった歌声がぴたりとと止まったんです!!!その夜は安心して寝直すことができました。
その後ネット上で、この通報に関する警察の報告を確認したところ、現場ではカラオケをしていた事實は認められなかったとのことでした。それでも、あの時間明らかに突然ピタリと静かになったので、やはり騒音の出どころはその飲食店の近くか、関係者なのでは、と思います。今回のことで、疑惑がほぼ確信に変わりました。
この、1999に電話するというのは、私にとっては最終手段だったのですが、同僚に聞いてみると「そんな時間に近所の人がカラオケしてたら即通報する」「睡眠不足で体調不良になるのは自分なんだよ?」と言われました。騒音も、それを通報することも、けっこう身近なことのようです。ただし、世の中には、通報されたことで逆上する危ない人もたくさんいると思うので、やや慎重になったほうがいいのかな?とも思っています。いきなり通報、じゃなくて、もし大家さんや管理組合に相談して、それで解決できるならそれが一番いいと思います。
さて、こんな感じで、通報したその日はつかの間の安眠を手に入れることができたのですが、幸せな日々はそう長くは続きませんでした…
騒音が気にならなくなるよう、やってみたこと
一旦は鳴り止んだ夜中の歌声ですが、それから2日もせずに、また元の状態に戻ってしまいました。騒音の発生源が特定できなかった、ということが、この迷惑なご近所さんに、「自分たちの悪さはバレっこない」みたいな、変な自信を与えてしまったのかもしれません。
ここまでは、騒音を止めるためにしたことをお話したのですが、ここからは、自分でも手軽にできる、騒音が聞こえにくくなるためにしたことをお話したいと思います。
耳栓が必須アイテムに
これはもう当たり前といえば当たり前なのですが、耳栓をして寝ています。薬局やドラッグストアで売っている、ギュッと押すとへこんで、耳の形にフィットするタイプを使っています。騒音が完全に聞こえなくなることはありませんが、ないよりはずっといいです。
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睡眠用音楽をかけてみた
シーンとしている夜だからこそ、日中ならそれほど気にならない音も耳ざわりになることがあるそうです。そこで、あえて自分の部屋で適度な音量で、眠くなりやすい音楽をかけることで、眠りにつきやすくなる効果があるようです。私は音楽ソフトのSpotifyを使っているので、“healing music” “deep sleep music”などで検索して出てきた曲をかけています。ご近所のズンドコいう音が、少しは気にならなくなった気がします。
薬を飲んだ
睡眠薬ではないのですが、偏頭痛の予防薬を毎晩、それから耳鼻科から出されたアレルギー関係の薬を寝る前に飲んだりしています。副作用で眠くなるので、夜中の騒音で起こされることは減りました。
ただ、なんで偏頭痛やアレルギーの薬が処方されているかというと、元はと言えば、よく眠れなくなった結果、病気になって、それで薬が出されてるんですよね…。だから本来であれば、薬があるからよく眠れる♪じゃなくて、やっぱり元々の原因=騒音を断つべきだと思います。今は引っ越しも含めて、解決方法を検討しています…。
おわりに
以上、今まさに現在進行系で悩んでいる、台湾のアパートで遭遇している騒音問題についてでした。似たような目にあっている人の参考になればうれしいですし、逆になにかアドバイスがあれば教えていただけるとうれしいです。
今回はここまでです。今日もお付き合いいただき、ありがとうございました!
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