▲台湾セブンイレブンのCITY CAFE[金好運旺龍來]
こんにちは、たまごです!
今回は辰年(龍年)のおめでたい挨拶の中国語を一緒に勉強して行きたいと思います!
辰年…龍年は華人にとっては特別な年だそうで、わざわざこの年に子どもを生もうとする人もいるそうです。そのせいで人口が増えて、受験戦争が厳しくなるという話を聞いたことがあります(゚д゚)!日本人からするとビックリですね!
というわけで、今年も独断と偏見で、覚えやすそうなものを選んでみました。それではどうぞ!
*辰年は中国語で龍年:lóng nián(ロン ニエン、みたいな感じ)です。
ちなみにこの記事冒頭の台湾セブンイレブンのCITY CAFE[金好運旺龍來]は、”旺旺來”をもじって”旺龍來”としているよう。
“旺旺來”(ワンワンライ)=繁盛、繁栄を意味しますが、“ワンライ”が鳳梨(パイナップル)の台湾語の発音“オンライ”に似ているので、台湾では干支にかかわらず、おめでたい場面でよくパイナップルが使われます。
シンプルな挨拶
■龍年好 /Lóng nián hǎo/
辰年(龍年)おめでとう、という意味になります。
■龍年行大運/lóng nián xíng dàyùn/
”行大運”(xíng dàyùn)は、幸運がこちらに向かってやってくる様子を表しているそうです。
■龍年大吉大利/lóng nián dàjí dàlì/
”大吉大利”(dàjí dàlì)は、運の中でも一番よい運勢を表しているそうです。龍年が最高の1年になるといいですね!
オススメ4文字シリーズ
■萬事龍賀/wànshì Lóng Hè/
Lóng Hèとは、中国語(いわゆる國語)ではなく、台湾語で「皆すべてうまくいく」という意味なのだそうです。厳密にいうと中国発音のLóng Hèと完全に同じ発音ではないそうなのですが、台湾語をもじってこのように言うようです。ほとんどの台湾人には通じると思います!(中国や他の国の方には通じないかもしれません。)
■龍轉乾坤/lóng zhuǎn qiánkūn/
扭轉乾坤をもじった言い方で、丑年のときは「牛轉乾坤」でした。逆境の流れを良い方に変えるというような意味を持っています。
■龍鳳呈祥 /lóng fèng chéng xiáng/
龍とフェニックス(鳳)が、幸運の象徴となっている様子を表しています。
■萬物興龍/wànwù xìng lóng/
萬物興隆…すべてのものが繁栄する…の、”隆”を”龍”に置き換えたものです。2024年の台湾総統府の春聯にはこちらが使われていますね。
その他: 好運龍總來
■天天龍有錢,好運龍總來
/tiāntiān lóng yǒu qián,
hǎoyùn lóng zǒng lái/
「龍總來」というのは、台湾語が元になっていて、「全部やってくる」という意味になるそうです。お金もラッキーなことも、全部やってくるという意味になります。
おわりに
以上、辰年(龍年)のおめでたい言葉でした。
辰年(龍年)は、「隆」という、発展や上昇を表す文字を、同じ発音の「龍」に変えて読むことができるので、覚えやすく言いやすい言葉がもっとたくさんありそうです。
これからもいい言葉があったら都度更新していきたいと思います。それではまた!
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