こんにちは!たまごです。
今日は最近気に入っている、台湾で買った「安いけど優秀なフレグランス」についてお話ししたいと思います。
台湾には”MINISO”がたくさん
台湾にはMINISO(メイソウ)という雑貨のチェーン店がたくさんあります。2021年9月現在で23店舗あるようです。
一見するとユニクロのような看板で、ユニクロをパクっ・・・オマージュしている感じがあります。中で売っているものはダイソーのラインナップと被っている感じです。全体的なの価格帯はダイソーよりは高いですが、他の一般的な雑貨店などに比べると安い価格帯のものが多いです。品質的にはダイソーよりもちょっといい感じです。
台北・新北だと、わざとなのでしょうか、ユニクロの隣に出店していたり、ダイソーの隣に出店していたりしています。こうなると、もはや存在自体がギャグのような感じです。
この設定のダサさから、積極的に「ここで香水を買いたい!」と思うお客さんは少ないんじゃないかな?と思いますが、実はこのお店で販売されているフレグランスが意外といいんです!
というわけで、時々MINISOのお店で、全種類試し嗅ぎするようにしています。とても安いのに、ものによっては意外と高級感のあるものもあって、気に入っています。香りの好みは人それぞれですので、ご興味のある方は是非テスターを試してみてくださいね!
今日は私の好きな、特に優秀だと思う香りを二つご紹介します。
※2022年9月追記:2022年、台湾内での各店舗で商品の在庫一掃セールが始まり、次々と閉店が続いています。ニュースによると、台湾からの完全撤退はせず、新竹巨城店、台中車站店、高雄義享天地、SKM Parkの4店舗は残るそうです。
(参考)ETtodayhttps://www.ettoday.net › 生活MINISO官方透露「不撤出台灣」 全台剩4間店等買家接手 - ETtoday
*私が”高級感がある香り”と表現しているのは、合成香料の嫌な感じ/雑味がない香りです。安い香水ほど、コストの問題で安価な合成香料に頼らざるを得ないので、香り立ちが必要以上にツンとしたり、時間がたつほど嫌な香りになってくる傾向があります。
*今回のお話は台湾のMINISOの店舗の話になります。日本のMINISOにこういったフレグランスが売られているかはわかりません。
Lotus Nectar
一つ目はLotus Nectar ロータス ネクターです。蓮の蜜という意味ですね。実際の蓮からそんなに強い香りが漂ってくることはない・・・少なくとも私はそんな強い自然の蓮の香りを経験したことはないので、実際の花の香りにどれだけ近いのかはわかりませんが、透明感・清潔感のある優しい香りで、甘みもあります。ちょっとだけグリーンティーっぽいイメージもあるかな? みずみずしいか?パウダリーか?というと、みずみずしい類に入ります。ブルーのボトルでもそういう清潔感やみずみずしさを表現していると思います。
ツヤ消しのスルッとした感じのボトルで、肩の部分がポッコリしてかわいらしく、触り心地もいい感じです(笑)ボトルにはオードパルファムと書いてありますが、高級ブランドの香水と比べると、実際の香りの持続力はオードトワレくらいでしょうか?それでも、朝つければ午後の早い時間ぐらいまでは持っている気がします。(個人の使用感です)トップノートから残り香まで、香りの変化はほとんどなく、ずっとほぼ同じ香りが続きます。
あまり若々しい感じはしません。30代から40代以上の女性がつけていたらぴったりのようなイメージがあります。落ち着いた、優しい香りです。
お値段は50mlで249台湾ドル、1台湾ドル3.9元の計算で、日本円にして1000円を切るくらいですね。とても安いです。
ところで、店頭に並んでいる箱の色が、同じ商品でもそれぞれの箱ごとに濃さが違うのですが、店員さんに聞いてみたところ、それは色褪せだそうです(笑)安い商品なのでご愛嬌ですね。というわけで、お店で買うときは箱のデザインだけでなく、箱に書いてある商品名をしっかりチェックしてください^^;心配だったら店員さんに聞くのもいいと思います。私の経験上では、けっこう丁寧に接客してくれます。(少なくとも中和區や板橋區のお店の店員さんはなかなか親切です。)
Romantic Pink Sakura
もう一つはさくらの香水、濃度や持続力的にはオーデコロンにあたる感じです。こちらは先ほどご紹介したロータスに比べると、持続時間は短くなります。朝をつければお昼頃にはすでに飛んでしまっている感じです。
さくらという名前を知らずにつければ、フローラルとハーバルが混ざったような感じで少し草っぽいような香りもあります。(この草っぽさで桜を表現しているんでしょうね!)
おもしろいのは、時間がたつとフルーティーな香りに変化することです!イメージ的にはゲランの”イディール”を思わせるような雰囲気で、洋梨や桃のような系統の、人をわくわくした気持ちにさせるようなフルーティーさです。(私はゲランやシャネルの香水が好きなので、例えがそちらに偏りがちです(^_^;)
爽やかな香りで、年齢・性別問わず使うことができるのではないでしょうか?10代の女の子がつけていてももちろん似合うと思うし、男性からこういう草っぽいフローラルの香りがしても、個人的には素敵だなと思います。
価格は45mlで199台湾ドルです。日本円で800円くらいですね。とても安いので、シャワーの後とか、ちょっと暑苦しいなと思った時にバシャバシャつけたり、ハンカチやタオルなどに一吹きしたりして気軽に使っています。これだけで、台湾でも(気持ちだけでも)とても爽やかに過ごすことができます。
香りがすごく飛びやすいのは残念ですが、軽い香りにありがちな合成香料の嫌味な感じもなく、気に入っています。身体につけるより布につけたほうが香りが繊維に入り込んで長持ちするので、主にリネン用にしてもいいかもしれません。
おわりに
以上、少しだけですが、MINISOで見つけたなかなか優秀な香水について お伝えしました。安すぎるから、とか、なんとなくイメージがダサいかもというので、試してみないのはちょっともったいないです。フレグランスの好きな方はお店を見かけたらぜひトライしてみてくださいね。
ちなみに、今回のお話は台湾のMINISOの店舗の話で、日本のMINISOにこういったフレグランスが売られているかはわかりません。ネットで見る限りでは日本のMINISOではフレグランスは見当たりませんでした。
店舗数も日本は5店舗と、台湾に比べるとだいぶ少ないようですが、なんとそのうちの一店舗は仙台空港近くの名取にあるようなので、仙台空港に帰った時は寄ってみようかな、と思います。楽しみですね。
今回はここまでです。今日もお付き合いいただきありがとうございました!
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