台湾で転職〜入社初日に必要な持ち物リスト(書類)

台湾生活
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こんにちは、たまごです。

最近台湾で、規模の比較的大きい会社から小さい会社に転職しました。そこで遭遇したことの一つ・・・新しい会社に人事部がなかったんです(*_*;

入社日に必要な書類についても、何度か連絡しましたが、ちゃんとした回答をもらえなかったのです。それで自分で「多分必要だろう」と思うものを準備していったところ、スムーズに入社手続きができました。

転職ってそんなに頻繁にするものでもないし、いちいち何が必要か覚えていられないので、今回自分で自主的に準備して正解だった書類のリストをまとめておきたいと思います。日本人が台湾現地企業から台湾現地企業に転職するときに必要な書類リストです。台湾現地で転職される方のご参考になればと思います。(すごいニッチだな!)

今日載せるのはごく一般的な必要書類のリストです。それぞれの会社で必要な書類は会社ごとに違いますので、個別に確認してくださいね!

居留証

有効期限が十分に残っているか確認してください。基本的に延長できる期間はパスポートの期限の範囲内となるので、パスポートの期限も併せて確認されるとよいと思います。

永久居留証を持っている方は、就労許可証も併せて準備すると企業側も安心するでしょう。

パスポート

有効期限が十分に残っているか確認してくださいね。もし期限が近づいている場合でも、台湾にある日台交流協会で更新手続きができます。

保健証 (健保卡)

台湾の健康保険カードです。新しい会社で手続きしてもらうことになるので、必ず持参しましょう。

卒業証明書

最高学歴の卒業証明書です。会社のビザサポートを受ける人は必須となります。

永久居留証を持っている方も、企業側に自主的にコピーを渡すと安心してもらえると思います。

在職期間証明書 *ビザサポートを受ける場合のみ

ビザサポートを受ける人は基本的に必要となりますが、大学院修士以上の学位を持っている方は免除となります。(2022.06現在)

2年以上の関連業務の証明書となり、勤めていた会社にお願いして発行してもらうことになります。(退職後に依頼するケースがほとんどだと思います。ですので、どの会社も、退職するときは印象良くしておいたほうがやりやすい、と個人的には思います。特に人事担当者とは仲良くしておいたほうが◎)

永久居留証や配偶者居留証を持っている人は、必要ありません。

離職証明書 *前職在職中に準備

新しく勤務する会社に提出するために、辞める会社から発行してもらいます。

人事部によっては言わないと発行してもらえないところも結構あるので、転職が決まったら早めに申請orお願いしておきましょう。辞める会社の最終出勤日に受け取ることが多いです。

投保資格與異動表單 *前職在職中に準備

会社が加入してくれている健保・労働保険の切り替えのために必要ですので、これも転職が決まったら早めに申請しておきましょう。

退職したら、健保は転職先があるかどうかに関わらず切り替えの手続きが必要ですので、必ずもらうようにしましょう。これも、辞める会社の最終出勤日に受け取ることが多いです。

「健康診断書」

勤め先によって、特別な項目が定められていることがあるので、入社が決まったら早めに確認しましょう。検査日から報告書入手まで、病院によって差がありますが、コロナのこともあるので受け取りまでが長引くケースもあります。短いところだと検査から8営業日、長いところだと3週間や、それ以上かかるところもありますので、転職が決まったらすぐに準備を始めましょう。

私の印象だと、新北市の大きい病院では輔大醫院がスムーズ、亞東醫院はハズレでした。小さいところでも、健康診断に慣れているところはテキパキしていて受け取りも早くて良いです。今回は近所の小さい病院でやりましたが、輔大よりももっとスムーズでした。

就労許可証(あれば)

永久居留証を持っている人が対象です。永久居留証を持っていて、台湾人配偶者がいる人は、配偶者として登記した時点で既に就労の権利があるので、就労許可証はなくてもいいのですが(移民署で聞きました)、あると雇用主が安心するので、就労許可証も持っていたほうがいいと、個人的には思います。(労働部で申請する、ペラペラの紙製の証明です。)

台湾の戸籍(戶口名簿)(あれば)

台湾人配偶者がいるなど、台湾の戸籍に登録がある人は準備しておいたほうがスムーズです。

台湾だと毎年5月に自分で納税することが多いですが、会社によっては毎月先に所得税を一定のパーセンテージで納めるところもあって、納税資料を出すときに必要になります。

資格証明書(あれば)

この他、TOEICやTOEFL、IELTS、台湾華語のTOCFLなどの語学資格、エンジニアや技師などの技能資格、自動車免許など、会社で使うであろうスキルに関係する資格のコピーを準備しておきましょう。

おわりに

以上、台湾現地で転職するときの一日目に必要な書類でした。

台湾現地の会社の人事部は、黙っていても主体的に退職者・新入社員のお世話をしてくれるということはほぼありませんので、退職や転職が決まったら、その時点で書類の準備を依頼するようおすすめします。

今日はここまでです。みなさんの転職活動がうまく行きますように!

コメント

こばやし・たまご。台湾新北市在住。東京でのサラリーマン生活、オーストラリア留学を経て、2016年より台湾企業に勤務。
ムカつくこともあるけれど、私、台湾が好きです。

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