歯列矯正 in 台湾 2020 〜旦那さんはどこ!?〜

歯列矯正
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こんにちは、たまごです。

台北は最高気温が30度近くになる日が増えてきました。

外でマスクをして出歩くのが暑くてつらくなってきましたが、みんなでがんばっています。

さて、実は私、先月から歯の矯正を始めたのですが、そのときちょっとしたカルチャーショックがあったので記録しておきます。

しきりに夫に会いたがる矯正歯科スタッフ

初診でベテランスタッフとみられる方とカウンセリングしていたときのことです。

まずは一般的に誰にでも当てはまる内容の説明をされました。

器具をつけることとか、大体の費用や期間のことなどですね。

ひと通り説明が終わった後、

スタッフ:旦那さんは今日は?

たまご:今日は休日出勤ですけど…

スタッフ:あら〜〜、一緒についてこられないんですね…

たまご:えっ?

スタッフさんは、ガッカリしてるみたいに見えました。

私が外国人だから、中国語での説明がちゃんと伝わってるか不安なのかな?などといろいろ考えていたら、こう言われました。

困惑する歯科衛生士のイラスト

スタッフ:旦那さんは奥さんが歯の矯正をすることに賛成なんでしょうか?

ちょっとびっくりしました。

大人が歯の矯正をするのに、家族がどう思うかなんて関係ないと思っていたので…。

初めてのことなのでわからないのですが、日本だと、家族…というか保護者の同意が必要なのって、未成年者の場合くらいじゃないでしょうか?

たまご:夫は私がここに来ることを知ってるし、賛成はしてると思いますけど…賛成も何も、全部私のお金でやるんだから、夫には文句は言わせません。

スタッフ:(笑)それでもご家庭によっては、喧嘩になることもあるんです。もし費用をご自身で払われると言っても、後々何かあって家に入れるお金が減ったりしたら…とか。

たまご:みなさんそんなにモメるんですか?

スタッフ:家庭によってモメる内容はさまざまですが、やっぱりお金のことでモメるのが多いですね。お一人で来られて、後々モメることがけっこうあるんです。だから、ご家族全員の同意が得られているとわかると、こちらも安心なんですよ。

歯の矯正って思ったより一大事!

スタッフ:矯正されるかどうか、本当に今日決めますか?

と不安そうな様子。

スタッフ:もし本当に決定ということであれば、今日レントゲン写真と模型の型取りをできますが、5000元かかります

たまご:手持ちが足りないです

スタッフ:じゃあ、旦那さんに不足分持って来てもらったらどうですか?それがいいわ❤️この時間だと仕事終わってませんか?

自分で近くのATMに行って下ろしたほうが早そうだとは思ったんですけど、たぶん夫の態度を確認したかったんでしょうね。

スタッフさんの推察通り、ちょうど夫も家に着いた頃だったので、足りないお金を持ってきてもらいました。

スタッフのみなさん、夫に対して女王様のように偉そうに振る舞うので笑っていましたが、とにかく安心してもらえたみたいなのでよかったです。(家庭内地位は夫より私の方が上です・笑)

台湾ってほんと…家庭によっては家族や親戚がいろいろ介入してくるので、こういう確認は大事なのかもしれません。

夫が来てからは、本当にやりますか?大丈夫ですか?という質問はされなくなりました。

でも矯正器具のゴムの部分の色について希望を聞かれたとき、

たまご「特に何色でも構わないので、一番ベーシックなもので」

スタッフ:そうなの?わかりました。ウフフ、旦那さんなんていうかしらね?ゴムの部分は途中からでも変えられるから、また言ってね

とのこと(笑)

台湾生活5年目になりますが、まだまだカルチャーショックがいっぱいです。

コメント

こばやし・たまご。台湾新北市在住。東京でのサラリーマン生活、オーストラリア留学を経て、2016年より台湾企業に勤務。
ムカつくこともあるけれど、私、台湾が好きです。

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