購入したのはこんな内容
人によって求める内容が違ってくると思いますので、あくまで参考にしていただければとお思います。
保険会社:富邦人壽 (Fubon Life)
●入院/病室費用 一日3千元まで(健保の範囲で5%負担で入院できますが、この保険があると人数が少ない部屋も選べます)
●集中治療室 一日3千元
●手術 1200〜55万元
●入院治療 10万元
●ヘルパーさん 一日500元(ヘルパーさんを呼ぶのに一日2000元と言われているのでここは足が出ます)
●がん 10万元
●がん治療 年間4万元
●がんでの入院 一日2400元
などなど。
子どもがいないので、亡くなった場合の保険金はかなり少なめの設定です。
これらに損害保険(事故やケガに備えて)をプラスして、年間3万3千元(約11万9千円、月換算で約1万円)となりました。
コスパと更新料が上がらない/上げ幅が少ない商品が豊富という点で、富邦(Fubon フーバン)の商品が最強だと思います。
ちなみに所得税納税の時は、健保カードを使うと、この医療保険の分が自動的に控除されます。
ベッドの空き状況にもよると思いますが、健保との差額を支払えば、2人部屋や1人部屋も選べるんです。
(別に死ぬわけじゃないけど、ちょっと「地獄の沙汰もなんとやら…」と思ってしまいます)
以前東京にいた頃、腰痛で入院したことがあるのですが、部屋が6人部屋だったんです。しかも運悪くやけに後ろ向きなことしか言わない上に、寝ている間も寝言がひどいおばあちゃんと一緒の部屋になってしまって…。もう、とにかく心身ともに疲れ切った状態で退院したのを覚えています。
あの時もしこういう入院保険が使えていたら真っ先に使ったと思います。
ちなみに日本だと保険料の支払いは月一回のところが多いのではないでしょうか?台湾の保険料の支払いは基本的に一年に一度引き落としが多く、審査が通ったのと同時に指定の銀行口座から引き落とされました。
審査
日本の保険と同じように台湾の保険も申し込み後審査があります。
電話調査
保険の申し込み後に電話調査があるということで、保険会社の本社からの連絡を待っていました。しかし何度かかけてもらっても仕事中や移動中で取ることができず、こちらから掛けても連絡が取れず、ということが続いてしまいました。そうこうしているうちに、なぜかいつの間にか電話調査の審査が通っていました。意外といい加減?(^^;)
健康診断
保険会社指定の検査機関リストから場所を選んで、一般的な、入社前健康診断のような内容の健康診断を行います。担当営業職が同行します。
実は台湾に来てすぐ重病にかかっているのですが、健康診断で問題なし+すでに完治して3年以上経っているということで、審査の結果、何の条件も設けられずokが出ました。
マイナンバー問題
私はマイナンバーを持っていません。制度が施行されたすぐ後に台湾に来たためです。住民票を抜いてきたので、マイナンバーはそもそも受け取ったことすらありません。営業職の方が、「本社から日本人なら絶対あるはずって言われちゃって引っかかってる」というので、このことを説明したら、担当営業職の方が社内で再度説明をしてくれて解決しました。
台湾にいると銀行口座を開くときもマイナンバーを求められるそうなのですが、無いものは無いので、「日本でこの制度がいつ始まって、住民票がないと付与されないもので、付与が始まったときすでに日本を離れていた」ことを説明すれば、若干時間はかかりますが、大概の申請は通ります。もし話が通じないようであれば、別の窓口担当者や営業職を探すと良いかと思います。
これらの審査を経て、保険料の引き落としがあり、証書を受け取りました。
比較対象があるのは大切(ぼやき)
ブログで台湾で経験したことをいろいろ書いていて最近気付いたのですが、私、部屋探しでも矯正歯科探しでも3つ以上比較してから決めていますね(笑)
考え方は人それぞれですが、同時に複数の選択肢を持つとそれぞれの良し悪しがはっきりして、自分がどこを気に入っているか、どこまで妥協できるのかよくわかります。
いろいろな人と話をすることになり、自分でも話に出てきた事柄について人に聞いたり調べたりするようになるので、勉強になることはもちろん、誰が誠実に話をしているか、誰が大げさな話をしているか、判断しやすくなります。
そして、同時進行で進めている案件があると、自分の立場が有利になり、交渉もしやすくなります。例えばA社ではこういうサービスもあるんだけど、御社ではどうですか?と言う問い合わせや、こっちの大家さんは電気代実費でいいと言っているけどこちらはどうですか、とか。それで相手の出方を見てから決めることができます。もし就職活動で複数社同時に受けている人ならば、こちらの会社はボーナス○ヶ月保証すると言っているけれど、御社はいかがでしょうかと言うように、お給料の交渉もできますね。
もしその上で後々失敗したとしても、少なくとも選択したときにはベストを尽くしたと思えますし、問題点もはっきりするので、誰かや何かを責めたりモヤモヤと悩んだりする機会が少なくなります。
人によってこの方法が合う合わないということもありますので、ご参考まで。
おわり
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