歯列矯正 in 台湾2020〜 ブラケット装着〜

歯列矯正
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こんにちは、たまごです。

日本はゴールデンウィークに突入しましたね。

残念ながら今年は旅行などには行けないかと思いますが、みなさんとにかく安全に過ごされるようにお祈りしています。

さて、日本が連休になったとき台湾にいる日本担当者は暇になります 。

少し余裕の生まれる日本のゴールデンウィークの時期を狙って、上の歯のブラケットをつけてきました!

初めてのブラケット装着

すき間作り

さて、2週間前に、ブラケットのリング状になっている部分を装着する準備として、奥歯の歯と歯の間にすき間を作る、青いゴムをはめておりました。普通は1週間でいいようなのですが、私の都合に合わせてたまたま2週間つけていました。

はめるとき歯科助手さんも先生も「歯と歯の間に空間がない…。キッツイ…」と苦戦しながらはめられたゴム。

取った後もやはり空間が少し足りなかったようで、矯正器具を装着する当日も、歯と歯の間を広げる装置をつけて少し待つ、などの工程がありました。

装着

そして薬品をつけて消毒し、別の薬品をつけて歯を研磨し、ようやく装着。

研磨しているとき結構奥歯に響いて、痛かったので、歯を削っているのかと心配になりました。

始める前にいろいろ聞こうとしたら助手さんが「大丈夫、私がおいおい教えてあげるから!心配しないで!」と言うのでいつ説明してくれるんだろうと待っていたのですが、いろいろなことが説明なしに始まって、口を開かれてしまったので話すこともできず、先生も例によって商売っ気がまったくないのであいさつもなしに研磨やら装着やらが始まって、ひたすらアゴを上げろとか今度は下げろとか言われているうちに全行程が終わった感じです(^^; 台湾式ですね。台湾人の「大丈夫」は日本人にとって大丈夫じゃないときが往々にしてありますので注意が必要です。

カラーゴムについて

今回のブラケットは一番安くてシンプルな、全部銀色のプラケットです。

ゴムは色付きもできるけどどうする?と聞かれましたが、本当に何のこだわりもないので総銀色になっています。

今度調整するとき変えられるから、もし希望があったら言ってね、と言われました。そのうち飽きてくるものなんでしょうか…?

ちなみに日本ではコーヒーや紅茶など、色の濃いものが好きな方がわざとはっきりとした色付きのゴムを選んで、色素がついてしまっているのを目立たなくしている、というケースもあるようですね。

私はコーヒーは毎日飲むのですが、ゴムの色が銀色なので、ステインで変色してしまうことはまずなさそうです。

台湾スタイル

食べてはいけないもの

ドーナツとケーキのイラスト

食事の注意について、クリニックから渡されたリーフレットを参照します。

小さく切って食べましょう。たとえばりんごや梨は小さく切って。トウモロコシはそぎ落として。パンやマントウ(台湾のふかし饅頭)は小さくちぎって食べましょう。

マントウ出ました。

粘り気の強いものや甘すぎるものは避けましょう。粘り気の強いものは矯正器具にくっつきやすく、甘いものは虫歯の原因になります。たとえばチューインガム、年糕(もちの一種)、麻糬(もちの一種)、キャラメル、チョコレートなどは特に避けましょう。

チョコレートは巧克力糖とあったので、フィリング入りチョコレートやボンボンショコラのようなものが想定されているようです。ボンボンショコラって…普段頻繁に食べるものではありませんが、ものすごく虫歯になりやすそう!

硬すぎるものは食べないでください。たとえば氷、サトウキビ、ナッツ類、芭樂、スルメ、ドライビーフ、フランスパンなどは矯正器具のゆるみの原因になります。

芭樂(台湾グァバ)出ました!

私は芭樂好きなので、受付で「絶対に食べちゃダメですか?」と聞いたら、「小さく切って、奥歯でやさしく噛んだら大丈夫」とのことでした。

すごく慣れた回答…きっと私と同じように、どうしても芭樂を食べたい人がたくさんいるのでしょうね(笑)

受付が顔パス

先ほど台湾式だと言ったのですが、この私も人のことは言えません。

クリニックに到着するなりカウンターに向かって斜めに歩きながら「にんちは〜」と言い、名前は名乗らない。ということを普通にやってしまっていました。完全に台湾化しています。

受付のお姉さまも「あぁ、歯みがく?それとももうみがいてきた?」という感じ。顔パスです。

他の患者さんもだいたい同じような感じです。保険診療でないことと、顔と名前を覚えていることでこんなに適当なやりとりが繰り広げられています。

診察券的なもの(予約カード)もあるのですが、それはいつ使うかというと、帰り際に予約するときにようやく出すのです。

日本だったらどうするんでしょう…昨日急に分からなくなって考えてしまいました。たぶん診察券とか出して何時に予約していた○○玉子です、とかいうんでしょうね、きっと…。こうして悪い意味で日本人らしさがどんどん失われていっている気がします。今度は日本人の大人の人のように振る舞うよう気をつけてみたいと思います。

とにかく讚!

ちなみにこの日の歯科助手さんはいろいろな説明の区切り区切りで「ok?」「好!」などの代わりに「讚!」(=Good!とか、SNSで押す”いいね!”の意)というのが口ぐせの方で、それがすごいツボでした。昨日だけで50回くらい言われた気がします。

用法は「これからはいつも歯ブラシを持ち歩くのよ、讚!」「毎日こうやってフロスを使うのよ、讚!」「もし何かトラブルが起きたらすぐ電話するのよ、讚!」という具合です。おもしろすぎる!

装着準備〜装着〜歯磨き指導で、歯医者さんについてから全行程終わるまで2時間くらいかかりました。

日本だったらもっと短いのかな?私の場合歯と歯の間を開ける工程もあったので、比較は難しいかもしれません。

痛みは?

これは日本も台湾も個人差があるので書いても仕方ないことなのかもしれませんが、私の場合2時間後くらいから上の歯全体が浮いてくる感じがあり、歯磨きをすると前歯の付け根がキーンとするようになりました。

翌日、昼食と夕食のときに、左側のワイヤーが頬の内側に当たるようになりました。よく見ると、前は左側に前から4本目くらいの歯と歯の間にあったすき間がギュッと埋まってきているような気がします。

1ヶ月で0.何ミリ動くか動かないかの世界だそうなので、1日でそんなに変化があるとは思えませんが、割と骨などの結合組織が曲がりやすい体質なので早く進んで早く終わることを期待しています。

今日の費用

2万元

次回より毎月5千元の予定です。

コメント

こばやし・たまご。台湾新北市在住。東京でのサラリーマン生活、オーストラリア留学を経て、2016年より台湾企業に勤務。
ムカつくこともあるけれど、私、台湾が好きです。

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