こんにちは、たまごです!
台湾のレシートがくじになっていることはご存知の方も多いと思いますし、賞金の申請方法も簡単なので、詳しい説明は特にいらないかと思います。(QRコードのついたレシートを郵便局やコンビニなどに持っていく。レシートの裏に氏名とID No.を記入、持ち物:当たりレシートとIDカード(居留証かパスポート))
でも今年、クラウドレシートや、携帯電話の支払いの分が当たったとき、どうしていいかわからない、ということがありました。
特にクラウドレシートは同僚に聞いても銀行で聞いても誰もわからなかったので、ここに記録しておきたいと思います。どなたかのお役に立てればと思います!
クラウドレシートが当たったら
今年初めて、GoogleのApp内で買い物したときのレシートが当たったのですが、これがクラウドレシートで、引き換え方法がわかりにくく、まわりの台湾人の友人も銀行の窓口の方も知らなかったので、ここでご紹介します。
クラウドレシートとは?
一般的な紙のレシートとはまた別の、クラウド版レシートくじです。
毎期100万元・・・15組、2000元・・・1万5千組、500元・・・60万組、総額3億4千5百万元の賞金が準備されています。
私が当たったのは200元の、追加当選(6獎)で、この3億4千5百万元には含まれていないようです。ですので、実際にはこの数字よりもずっとたくさんのクラウドレシートが当選していることになりますね。
もしかしたら、中には賞金の申請方法がよくわからず、そのまま受け取り期限切れになっているパターンもあるかもしれませんね。
どうやって当たりに気づいたか?
私の場合、Google Playに登録しているメールアドレスに、下のようなタイトルのメールが来て初めて気が付きました。
メールのタイトル:「財政部電子發票整合服務平台 – 109年XX-XX月期雲端發票『對獎結果通知』」
今は統一發票のappを使っていますが、そのときはまだダウンロード自体していなかったので、メールが来るまで全然気が付かなかったのです。
(台湾政府って親切!と喜ぶべきか、いつどこで何を買ったかまで政府にガッチリ管理されていると嫌がるべきか?(^_^;)わかりません…)
おとなしくAppを使おう
手続き方法はこちらにもあるので、中国語&図解なしでもよい方はこちらをご覧ください。
▼財政部
それでは、一つずつ入力していきましょう。
まずは財政部のホームページからAppを入手してください。
◆財政部 E-invoice Platform/ 電子發票整合服務平台◆
Appがインストールできたら、Appを開いて“申請條碼” で電話番号とemailを入力し、個人用のバーコードを取得します。*條碼=バーコード
“載具歸戶”で“新增載具”を選択 *載具=app
→googleなど外資系の電子レシートの場合”跨境電商電子郵件”を選択
→“發送一次性密碼”でワンタイムパスワードを発行、入力。
系統設定→個人資料設定で振り込み先銀行口座の情報を登録します。
居留証のところは、日本人のかたは”晶片”の方を選択して統一番号を入力。
▼居留証の番号の入力例。
“流水號”という欄には、居留証のウラの右上の番号を入力してください。
ここまでできたら、appの最初のページの“發票存摺”でクラウドレシートの番号を入力します。当たっていると自動的に“中獎”と表示されます。
入力作業はこれで終了です。
後ほど銀行で整合性確認を経て、お金が振り込まれます。
私は日曜日に入力をしたのですが、月曜日の午前中には指定の口座に振り込まれていました。対応が早いです。
Appはとっても便利!お買い物のたびのスキャンで、電子レシートとして保存される
電子發票に対応しているお店で、今回登録したバーコードを買い物(お会計)のたびにお店でスキャンしてもらうと、appの中に記録されます。以後当たっていた場合は自動でお知らせが来ます。
これでもう一枚ずつチェックしなきゃいけない枚数が減りますね!
紙のレシートが手元にあって、アプリで申請したい場合
ちなみに、元々アプリに銀行情報も登録済みで、紙のレシートが手元にある場合は、アプリの「快速領獎」というところを選択して、レシートのQRコードを読めばOKです。銀行で整合性確認の後、登録している銀行口座にお金が振り込まれます。
電話代の支払い分が当たったら
どうやって当たりに気づいたか?
(以下は、電話会社が台灣大哥大(Taiwan mobile)の場合です。)
私は普段電話代はコンビニで支払っているんですけど、そのときは明細書しか出ないんですよね。でもこの支払いの分も統一發票の番号自体は振られているんですね。当たって初めて知りました。
どうやって当たっていることに気づいたかというと、これは確か、電話会社からの、スマホの電話番号を使用したショートメッセージでした。中に当選レシートの番号も入っています。
*詐欺には十分注意してください!!
直接電話会社の窓口へ
まず自分が契約している電話会社の店舗に行って、当たったことを伝えます。スマホに届いた当選通知をそのまま見せるのが早いです。
携帯番号を聞かれると共に、身分証の提示を求められます。
身分証は、居留証がある人は居留証のみでOK。ない人はパスポートを準備してくださいね。(居留証なしでスマホを契約している人はいないか…?)
そうすると、係員さんがA4サイズの料金明細書を渡してくれます。明細書の右下の方に、バーコードが二か所入っています。
ちなみにこの用紙を渡されるまで若干待たされます。それは店員さんが、外国人契約者が当たった場合の入力方法をよくわかっていないケースの可能性が高いです。気長に待ちましょう。※急いでいるときにはこの手続きには行かない方がいいかもしれませんね!
このA4サイズの紙を入手したら、今度はコンビニへ行って、QRコード付きのレシートを出します。
コンビニでQRコード付の發票を出す
コンビニで、セブンイレブンであればibon、ファミリーマート(全家)であればファミマに備え付けの機械を使用してください。
私が使ったのはセブンイレブンなので、ibonでの申請の仕方を説明します。
まず「生活服務」をタッチします。
その後は「電子發票」
続いて「財政部電子發票整合服務平台」の「查詢中獎發票注意事項」が出てきたら「同意」をタップ。同意しないと次に進めません。
「公用事業」
「選擇查詢種類」⇒「自行輸入」(コードを手入力)か「スキャン」が選べます。
私は二回当たったうち二回ともスキャンがなかなかできなかったので、最初から「自行輸入」でタッチパネルでコードの下に書いてある数字を入力する方をおすすめします。
入力が終わると、下のibonの下のほうからQRコード付きのあのレシート「統一發票」が印刷されます。よかった!あとは簡単ですね!
もしappを持っているかたなら、そのレシートをAPPでスキャンして銀行振り込みにもできますし、そのままコンビニの店員さんに渡して現金と引き換えることもできます。要身分証です!
おわりに
以上、台湾のクラウドレシートと、電話代の支払い分の統一發票が当たったときの、申請方法のご紹介でした。
台湾人の方にも意外と知られていない、もしくは、申請したことがあっても忘れているケースが多いようです。
こういう申請方法とか、調べるのに意外と時間がかかってしまうこともあると思うので、少しでもお役に立てればうれしいです。
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