2020年1月シンガポール旅行Day1&2~ラッフルズ/ブギス/アラブ/リトルインディア/おすすめホテル&本

海外旅行
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みなさんこんにちは、玉子です。ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。

今年はどこにも行けなかった方がほとんどだと思います。

最近ツイッターで「#コロナで気が滅入るからみんなの写真で旅行しようぜ」

というハッシュタグがあり、見ていると思った以上に癒やされました。

ということで、私も一番最近行った海外旅行記をここでシェアしてみたいと思います。(※海外とは日本と台湾以外という意味になります(笑))

今年の1月末、旧正月のときに行ったのですが、よほどの理由がない限り出国できなくなってしまった今となっては夢のようです。

とりあえずフライトを確保

私の夫は台湾人で、旧正月は基本的には義父の実家の花蓮に行かなければいけません。花蓮はとてもいいところで、親戚もみんないい人たちなのですが、旧正月の電車がものすごく取りにくいことと、通路もぎゅうぎゅうに人が立っていて乗っているのも大変なこと、現地に着いたからと行って私たちの年代に合わせた行程ではもちろん動かず、ご老人のペースに合わせた日程になるので、毎年それが続くととても疲れるんです。(ごめんなさい…!!)

というわけで、わざと2年に一回は海外旅行に行くようにしています。親戚には「玉子は定期的に旅行に行く人なんだ」、ということを覚えてもらい、諦めてもらう作戦です。

行き先は前から行ってみたかったシンガポールです。2020の旧正月の半年くらい前にジェットスターを台湾桃園–シンガポールで3万6,000日本円位で購入したのですが、もう1・2週間早ければシンガポールエアラインズも5万円しない価格で取れました。モタモタしてるうちに値上がりしてしまったので、ジェットスターで決まりです。

4泊5日ですが、5日目は午前1:20のフライトで朝6:00に桃園着なのでほとんど移動のみです。4日目を一日の終わりギリギリまで楽しむ計画です。シンガポールなら夜遅めに空港に着いてもいろいろ見るものがあって楽しめるのでいいですよね!

飛行機から見えた夕焼け
▲到着が楽しみ!

とりあえずホテルも予約

三つ星〜四つ星のホテルに泊まろうということで、Bencoolen 駅近くのV Hotelを予約。私たちは旧正月シーズンに行った+朝食をつけたので一泊TWD4,000-近く(約1万4,500日本円、約540シンガポールドル)しましたが、普段は一泊TWD3,000-(約1万1,000日本円)くらいからでも泊まれるようです。

本当に、駅から出てすぐなのでとても便利です。

大きくはありませんがプールもあって、夫が寝ているスキに、泳ぎました(夫はカナヅチです)。

ただ、プール部分は3階の中庭のような部分にあり、上は吹き抜けのようになっているので、雨が降ってきたときは雨粒をもろに浴びました。痛かったけど泳ぎ続けました(笑)

朝食は隣の建物のカフェで取ります。コーヒーがとても薄かったのと、サラダの水がめちゃくちゃ吸い取られていることと、毎日似たようなメニューなことは気になる人もいるかもしれません。ただ、シンガポールで食べた生野菜サラダはどこも水気がしっかりと切られていて表面がパサパサしていましたし(しっかり水を切った方が衛生的だからなのでしょうか)、たとえ毎日同じメニューでもおいしければ満たされるタイプなので、私はおおむね満足でした。コーヒーは他の店で買って飲み直しました(笑)

ちなみにハラル対応です!

ホテルではみんなドアを開けてくれたり、旧正月でも空いているお店を教えてくれたり、いろいろ気配りしてくれました。

全体の予定〜初めてのシンガポール〜

「初めてのシンガポール」ということで、いろんな方のブログや、ガイドブック、YouTuberのビデオなども参考にしながら、何をみるかを決めました。

ちなみにガイドブックは台湾でもたくさん売られているのですが、やはり日本人が行きたい日本人の好きな王道観光スポットに行った方が私の満足度が高いということで、Kindle Amazon版でガイドブックを何冊か見るようにしています。

その一方で、各国のYouTuberさんの投稿を眺めていると、日本のガイドブックから得られるのとは違う情報も得られるのでおすすめです。


それからクレイジー・リッチ・エイジアンは、旅行気分が高まるということで、友人のおすすめです。

私は小説の英語版が安かったので勉強も兼ねて購入してみましたが、かなり最初の方で飽きてしまい、そのあとテレビで映画を見ました。好きな人はとても好きなようですので、試しに見てみるのもいいかもしれません。

▲映画 ▲小説

日本語版は『クレイジー・リッチ!』というのですね!


そして今回は↓この本↓のおかげで、とても楽しい旅になりました!

とても読みやすく、飛行機の中でだいたい読み終えることができます。

Amazon Kindle Unlimitedの対象になっているので、メンバーの方は課金なしで読めます!

シンガポールの各観光地ができたエピソードや、戦後の日本との関係などなど、実際に現地に行ったときにもっと旅行が楽しくなる内容で、初めて行った私も、2回目以上のような感じで夫にガイドもできました。とてもおすすめです!


今回まわったのは次の場所です。

●ガーデンズ・バイ・ザ・ベイgardens by the bay

・・・クラウドフォレストとフラワードーム両方とも(花が好きなので)cloud forest & flower dome

・ガーデンラプソディGarden rhapsody (光の木のショー )

●ナイトサファリ Night Safari

●ラッフルズホテル Raffles hotel

●アラブストリート Arab Street

●リトルインディア Little India

●セントーサ・アイランド Sentosa Island:

・水族館(台湾の海洋博物館がしょぼいので、台湾人夫に本物の水族館を見せてあげたい)

・カジノ

●マリーナベイサンズ Marina Bay Sands

・ショッピング

・カジノ

・スペクトラ Spectra — 噴水ショー

●空港に隣接するビル ジュエル Jewell —光る噴水

交通について

MRTが便利

シンガポール内の移動はMRTでほとんど済ませました。一度チケット販売機でチケットを買うと、写真のような、中にICチップが内蔵された紙のチケットが出てきて、乗り終わった後もそのチケットにチャージできます。

シンガポール MRTの普通の紙のチケット
▲紙のチケット

空港の駅で初めてMRTに乗るときは、クレジットカードを通しても何の反応もせず、お金はコインのみとのことで、お札しか持っておらず一瞬困りましたが、近くにいる係員さんが小銭を常備していて、両替してくれました。

両替の際は怪しい人には注意してくださいね!

交通料金の支払い方法について

大まかに現金、紙カード、プラスチックのICカードの3種類の方法があります。

シンガポールの交通カード「ezlink Card」
▲ICカード、ezlink Card。ドラえもんで一瞬シンガポール感が薄れます(笑)

紙カードにチャージして使い続けても便利は便利ですが、もしナイトサファリにバスで行く予定があるなら、カードは買うべきだと思います。と言うのも、ナイトサファリのバス(片道1ドルのシャトルバス)の支払いはICカードしか受け付けないためです。

ICカードはカード代5ドル、チャージ7ドル、返金可能デポジット3ドルで、一枚15ドルです。駅の改札の窓口で購入できました。

シンガポールで初めての食事

旧正月初日の夜遅めにホテルに到着してしまった私たち。空いているお店がほとんどないけど、お店で食事したいと言うことで、ホテルの人に聞いてみると、ホテルを出て右に5分くらい行ったところの左手にある地元のカレー屋さん(おそらくインド料理)と中華風の麺などを出しているお店(二軒隣り合っています)か、左に5分くらい行ったところのチェーンレストラン「大食代」なら空いている、とのことでした。

せっかくシンガポールに来たので、ローカルなものを食べたいと、インド系の方がやっているカレー屋さんに行ってみました。

ご飯粒が、今まで食べたことのないくらい長〜い粒で、ふっくらパラパラしていてとてもおいしかったです。店員さんもあからさまな笑顔はないものの、海外旅行客慣れしているようで、飲み物もすすめられて、マサラチャイをいただきました。すっごく甘かったけど、お腹が空いていたこともあってとてもおいしかったです。

ちなみに店員さん飲み物をすすめておきながら、お会計のときに料金を取るのを忘れそうになっていました。台湾並みのゆるさです。

ごろっとしたチキンとカレーとライス

初日はここまでで、あとはホテルに戻って休みました。

翌日はラッフルズやアラブストリートをまわります。

Day2: ラッフルズ・プレイス

午前中、一日目でご紹介したホテルから歩いてラッフルズホテルへ。

途中で、シンガポール謎解き散歩 (中経の文庫)という本で紹介されていた元修道院チャイムスや、日本占領時期死難人民記念碑を見かけ、「ここがそうなのか!」と、街を歩いているだけでドキドキします。この本にはどうしてこの記念碑がフォークのような形になったかなども紹介されていて、とてもおもしろかったです。
日本占領時期死難人民記念碑
▲日本占領時期死難人民記念碑。旅行のときは日本との関係もある程度知ってから行くようにしています。

そうこうしているうちに、ラッフルズに徒歩で到着しました!

ラッフルズホテル

正面からシレッと中に入ろうとしたら止められました。ごめんなさい…。おみやげ見たいんですと言ったら、おみやげは裏へ回ってくださいとのこと…。ちなみにホテルマンはみんなすごく丁寧でした。さすがは高級ホテルです。

裏に行くまでの中庭などは自由に入れます。中庭は、シンガポールスリング発祥の地と呼ばれるバーにもつながっています。

ラッフルズホテル中庭
▲中庭です。
ラッフルズホテル中庭の噴水
▲中庭です。
ラッフルズホテル裏の白い柱の部分
▲裏の柱?のような部分。気温は30℃前後ありますが、見た目が涼しげです。
ラッフルズホテル裏の白い柱の部分と人々
▲私、柱部分から顔を出して遊んでいます。周りの人が誰一人気にしてないのがいいですね。

おみやげ屋さんで見たラッフルズオリジナルのお茶があって、ローズティ(100%花びらのハーブティ)の香りのお試しがものすごくいい匂いだったのですが、ラッフルズはお茶の専門店でもないし、お茶は最終日にTWGで見るからいいや、と買わなかったんです。でもあんな香りの強いバラ茶は嗅いだことがなかったので、一つ買っておけばよかったかなーと後になって思いました。

おみやげ屋さんの壁にはラッフルズホテルの歴史も書かれていて、興味のある人は資料館的な楽しみ方もできると思います。

ブギスエリア方面へ

ブギスストリート

ラッフルズからブギスストリート方面へ向けてやはり徒歩で出発します。

途中15〜20分くらい歩いたところで市場とショッピングセンターのあるエリアに到着しました。

ちょうどお昼どきだったので、トイレ休憩も含めてちょっと休憩します。

KOIタピオカティーの店舗
▲ショッピングエリアでタピオカミルクティのドリンクスタンドに遭遇しムダに興奮する私&夫。
ドリアンバラ売り
▲市場エリアでドリアンがバラ売りされてました!台湾で買うよりずっと安い!迷わず購入して店内の椅子に座って即食べました。夫はドリアンがダメなので私一人で食べました。満足。

アルバートセンター

アルバートセンターへ移動。コーヒーを飲んでいると、華人の宗教団体の寄付を募る人たちがちらほらやってきます。私は断りましたが、地元のほとんどの人が何かしら寄付金を渡していました。台湾でも寄付金を渡す人はそんなにいないので、私たちから見るとちょっと変わった状況のように感じました。ちなみに宗教団体はキリスト教系の人もいれば、仏教系の人もいました。

日本占領時につらい思いを強いられた華人どうし、助け合いの心が強いのでしょうか?

シンガポールのローカルフード店
▲市場のようなフードコートのような。たくさんの飲食店が集まっています。
ここで寄付を募っている人を何グループも見かけました。
シンガポールのコーヒー
▲市場のコーヒーで休憩。暑い!

アラブストリートへ

ブギスエリアからさらに徒歩でアラブストリートへ移動です。20分くらい歩いたでしょうか?オフィス街から一転、突然「いかにもアラブ」っぽくなってきます。

ムスリムのお寺
買い物客で賑わうアラブストリート
アラブストリートでカラフルな建物の写真を撮る観光客
アラブっぽいロングドレス屋さん
アラジンという名前の看板。
▲いかにもな看板

なんとなくおみやげを見ていると、「こんにちはーいらっしゃいませー」という声が聞こえます。アラブっぽい店員さんが日本語を話しています。

日本に留学していたそうで、ペラペラです。「どこから来たんですか?東京?」というので岩手出身だというと「仙台には友達いる」とのこと…本当か!?少なくとも日本の地理がピンと来てるようです。すごい店員さん。

特別何か買うつもりではなかったのですが、なんだかおもしろいので絨毯風のコースターを買いました。一枚50〜60台湾ドルくらいだったかな?他のお店でもだいたい同じような値段で売られていました。安い買い物です。ケチな日本人でごめんね!

絨毯風のコースター
▲絨毯風のコースター

リトルインディアへ

またまた徒歩でリトルインディアへ向けて移動です。

今回は絶対に30分近くかかりますが、ちょうど地下鉄だと効率が悪い位置にあります。暑かったこともあって、タクシーを呼ぼうかとも思ったのですが、どうしようか迷っているうちに着いてしまいました。

リトルインディアエリアの商店街はものすごい活気があります。最初「リトルインディアに行く」と言ったとき反応が微妙だった夫が、着くなり大興奮していました。

インドをバックグラウンドに持つと見られる人々がたくさん買い物に出ています。お寺もあります。何の神様のお寺なんでしょうか!?正直よくわからないけど彫刻とか見たことないデザインで圧倒されます。地元人と見られる方もなぜか写真を?待ち受けにして拝むとか!?(笑)

インド式のお寺
インド式のお寺の彫刻部分
▲なんの神様だかわからないけど今まで見たことのない色と形、スゴイー!

そろそろお腹がすいてきたので、観光客に人気のBanana Leaf で食事。一人TWD500-くらい食べました。かなりお腹いっぱいです。

確かオーダーした中でチキンの価格が一番高かったと思います。調理方法もあると思うので直接は比べられないかもしれませんが、台湾ではチキンがすごく安いので、ちょっとしたカルチャーショックです。

台湾では本場のカレーを食べる機会がそんなにないので、久しぶりにインド系の方が作ったカレーを食べられて満足です!

ご飯は食べ始めるときに店員さんがそばに来てくれて、ストップというまで盛ってくれます!(米好きに優しい!)

日本の白飯も大好きですが、この細長〜いライスもおいしいですね〜!シンガポールについてからのカレー率が高すぎる(笑)

シンガポール バナナリーフでのカレーとライスとチャイ
インドカレー

お腹はふくれましたが、サンダルで足が痛くなってしまったので、ホテルに戻ってスニーカーに履き替えます。こんなことが気軽にできてしまうのも国土が小さいシンガポールならではでしょうか…とても便利です。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ付近へ

実はこの日、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの中を見ようと予定していたのですが、旧正月ということもあってか?長蛇の列ができていて、入場に1時間弱かかるということでした。

私たちのバウチャーは何日から何日まで、という期間内であればいつでも使えるものだったのですが、クラウドフォレストとフラワードーム共通券で、どちらも同日に見終わらなければいけません。

夜遅くクラウドフォレストに入ってしまったら、フラワードームをゆっくり見る時間がなくなる…ということで、この予定は翌日の午前中に変更することにしました。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの、チケットがいらないエリアを散策です。

赤や青の様々な色を発するたくさんの卵形のオブジェ
▲たくさんの卵形のオブジェがいろんな色を発します。
紫色や緑色のたくさんの卵形のオブジェ

19:45と20:45には人工の不思議な樹木のショー、ガーデンラプソディがあります。屋外で無料で見られます。

これは名物なので初めてのシンガポールでは絶対に見たいですね。

緑色に光るスーパーツリー
緑色とオレンジに光るスーパーツリー

旧正月を祝おう!

マリーナ・ベイ・サンズのショッピングエリアを素通りして、向かい側に渡ったところに、中華風の旧正月をお祝いしているエリアがありました。夫がどうしても見たいというので入場。料金はありませんでしたが持ち物チェックがありました。

普段あまり自己主張しない夫ですが、やっぱり華人、旧正月らしい雰囲気を味わいたかったのでしょうね。

中華風の神様をかたどった大きなバルーン
▲旧正月のめでたい感じ。
催し物のゲート。黄色と青と赤の電飾。
中華風の踊りを披露する若者たち
▲台湾の大学生が踊りを披露。
芸のある台湾人は旧正月に他国へ行って稼ぐそうです。
一番の行き先はもちろんチャイナ。
台湾の一流歌手や芸人はみんな大陸に稼ぎに行ってしまうそう…。

やっぱり外せないマーライオン

中華っぽさをだいたい満喫したところで、マーライオンを探しに行きました。

旧正月お祝いエリアから歩いて5分くらいのところに、いました!

マリーナベイサンズを臨むマーライオン
▲白いマーライオンとブルーのライトが綺麗です。
マーライオンの水を飲んでるフリの写真
▲やることに意義があります。

マーライオンとも写真を撮れたので、この日はもう満足です!ホテルに戻ります。

ホテルでおやつ

ちょっとお腹がすいたのでホテルの近くのコンビニでアイスを買いました。

グレイ基調のほうじ茶アイスクリーム
▲コンビニで買った「ほうじ茶味」のアイス。
苦味ゼロで、色合い以外、どこがほうじ茶なのかわかりません(笑)

ホテルでアイスを食べ終わったあと、虫が来るのを防ぐために洗面所でアイスのパッケージを洗ったのですが、包装紙の裏側にくっついたチョコレートの融点が高すぎてなかなか溶けない(-_-;)

たぶん乳化剤などを駆使して、暑くても簡単に溶けない、シンガポール仕様の配合で作られてるんでしょうね!

ガシガシ洗い続けた結果、たくさんのチョコレート片が洗面器にへばりついて、かえって虫が来そうな恐ろしい状態に…。

2日目はここまでです。

Day3に続きます(^o^)丿

コメント

こばやし・たまご。台湾新北市在住。東京でのサラリーマン生活、オーストラリア留学を経て、2016年より台湾企業に勤務。
ムカつくこともあるけれど、私、台湾が好きです。

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