緊張!骨にインプラントアンカーを打つかどうか!?抜かない歯列矯正@台湾2021

釘と電動ドライバー 歯列矯正
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こんにちは!たまごです!

私は台湾で抜歯をしない歯列矯正をしています。最初のカウンセリングの時、抜かない&前歯と上あごも前に出ているので、後ろに引っ張る作業をするために、インプラント矯正をするというお話を受けました。歯の上あごの骨にインプラントアンカーを打ち、そこと矯正器具をゴムで引っ張る方法です。でも、それをいつやるのか全然教えてもらっていない状態でした。

今回、「いつ頃インプラントアンカーを打って、いつ頃矯正が終わるのか知りたい」と言ったら、なんだかちょっと面倒くさいステップを経て、教えてもらえました!

2種類のCTスキャンで骨の動き具合を見る

先日診てもらった時に、「インプラントはいつ頃になりそうでしょうか?」と聞くと、歯科衛生士さんたち(全員)の反応が非協力的でした。私は内心ちょっと怒っていたのですが…。

▼前回の様子はこちら

しかしその後、ワイヤーが外れてしまい、臨時で調整に行ったところ、歯科衛生士さんが、この時はちゃんと前回の記録を見て、向こうから「先生にインプラントいつやるのか聞きたいのよね」と言ってくれました。

前回、歯科衛生士さんたちは先生にあまり面倒をかけさせたくなかったようで、インプラントのことを確認することに対してとても消極的でした。そこで、何か具体的な理由があれば積極的に動いてくれるかもと思い、「来年市外に引っ越す予定で、それが早まりそうなので」と言いました。(まだちょっと先のことですが、本当のことなので…。歯列矯正が早く終われば早く終わっただけ助かります。)

すると先生から「全体の行程はまだあと約1年残ってるよ⁉︎ 歯の動き方を見て、インプラントの必要があるかどうか、あるならばいつ頃やるか判断したいから、写真を撮りましょう」と言われました。

そのあと2種類のCTを撮影します。一回歯科衛生士さんが失敗したりとプチハプニングはありましたが、無事写真が撮影できました。(もちろん謝られませんw 歯で器具を噛んで頭を固定しなければならなかったのですが、その指示を忘れたんですね。2回目は「ちゃんと歯で固定してね〜頭動かしちゃダメよ〜!」と言われました。こういう対応にも、もう慣れました。)

この日はたくさんの患者さんが来院していて、インプラントのお話については、次回ということになりました。少なくとも、とても気になっていたことなので、確認に向けて動いてもらえたのは、よかったです!

▼インプラント矯正について、図解でとってもわかりやすいページを見つけました!

https://kimura-or.com/blog/ortho/categoryA/20200908-838/

やるのかやらないのか!?

そして次回、診療室で先生の話を聞くのかと思い、念のため夫も連れて行きました。専門用語がわからなかった時のためと、今後のスケジュールは夫の仕事の関係もあるためです。

でも行ってみると…受付のときは、職員さんもインプラントの話をすることを覚えていてくれましたが、その後そのまま治療が始まってしまいました。そして治療の途中で突然歯科衛生士さんが

「次回インプラントやるからね」

とサラッというのです。

えっ!?あんなにめんどうくさそうにして、妙なステップを踏んだのに、先生から詳しく説明があるわけじゃないんだ!?と拍子抜けしました。

その後先生からも一言だけ

「次回インプラントをやって、それから改めて歯の調整をしていくからね」

とのこと…。うん、進めてくれることはいいことなんですけど…なんだか複雑な気持ちでした。

のんびりしたクリニック & 忙しいライフスタイルのギャップ

日本だったら、前回撮ったCTの結果をどう分析したか(骨の動き具合がそこまで大きくない、とか…)、インプラントアンカーを打つ理由、打つ時期、打つ詳細な場所、注意点、治療全体の期間に変更はないか、などということについて、説明があると思います。患者さんもそれを知りたいし、教えてくれと言う前にクリニックの方から話をしますよね!?

少なくとも、このクリニックでは、もしこうしたことを知りたかったら、一つひとつ聞かなければならないらしく、その度に先生の承認が必要なようです。それは、さすがにこちらも非常にめんどうくさいです。今回のようにどうしても知りたいことだけを聞くことにしました。

でも、みなさんもお気づきかと思うのですが、もし私が積極的に自分から「インプラントアンカーいつ打つんですか?」と聞かなければ、この先何ヶ月もそのまま微調整だけを繰り返していたことになりますよね。この前質問をした後、クリニックの職員さん全員がざわついて変な雰囲気になったので、「私、何かまずいことを言ってしまったのかな…」と思ったこともあったのですが、自分から聞いて本当に良かったです。やっぱり日本以外の国では、黙っていても察してくれることはありませんからね!

しかしこのクリニック、考え方がとてものんびりしていると思います。たとえば、よっぽど新北市に持ち家があってずっとここに住み続ける予定で、仕事の忙しさも常に一定の人たちだったら、ゆっくりのんびり治療してもらって、全然問題ないと思います。でも私たちは台湾の実家は高雄で、別に新北市に家を買うつもりも永住する気もなく、仕事だって転職や転勤があります。

当然のことですが、毎回調整に行く日にちも、私はキチンと選んでいます。調整の翌日・翌々日に重要な会議や会食が入っていないか、などをいつも確認してから予約を取っています。患者側にもいろいろ都合があるのです。初めて矯正器具をつける日は、日本の連休前にしました。私の仕事は日本関連の仕事なので、そういう風に予定を立てれば、万一歯の問題が起きても、少し閑散期に当たりますので、そこまで辛い思いをしなくてもいいからです。

手抜きをしてもらっては困りますが、早く終わってくれれば早く終わってくれるだけありがたいのです。こういう考え方は日本式なのでしょうか…???

インプラントアンカーについての説明は説明書のみ

この日の治療が終わった後、「次回、必ず説明書と同意書を持って帰ってね」と言われます。

受付でそれらの書類を渡され、次回までよく読んで、サインして持ってきてください、とのことでした。先生は患者さんと直接いろいろ話すのが苦手なようで、細かい説明はすべて説明書を使います。インプラントアンカーを打つ先生は常駐の先生ではなく別の先生なので、直接詳しい説明はできないということも理解できるのですが、やっぱりドクターの免許がある人からもうちょっと説明があったほうが安心な気がするのは私だけでしょうか?

説明書も、記録が残るといういう意味ではいいですが、もし読解力のない患者さんが来たらどうするんだろう…?でもサインがあるから、モンスター患者にダダをこねられても対抗できるんでしょうかね?

最後に受付で、

「次回の費用はインプラント用の費用になるの、わかってる?一ヶ所8000元で、あなたは二ヶ所だから、16000元よ!」

と念を押されました。

クリニックを出た時夫が

「先生から特に説明とかないんだな。”大人しく金持って来い”、ってそれだけかよ、ハハハ」

と言っていました。やっぱり台湾人の感覚から言っても、説明が少ないクリニックなんだと思います。

インプラントアンカーの説明書 & 中国語

同意書の中身は、麻酔を使用したことによるアレルギー反応の可能性や、低血圧・高血圧などの既往症がないかどうか、万一問題が起きた場合はお医者さんがそれに応じた診断と処方をするというような内容です。

説明書の内容は、大まかに次のようになっています。

●インプラントアンカーの説明

・矯正歯科で使うインプラントアンカーがどんな素材でできているか(医療用チタン)

・歯を引っ張る高い効果が得られること

・治療が終わったら取り外され、1週間くらいで穴が自然にふさがること

●もし問題が起こったら

・骨の硬さの個人差によってインプラントが折れて鼻炎が起きたり、歯根に当たったりすることがある。インプラントが周辺の組織とうまく合わなくて、緩んで取れてしまうこともある。

・もし埋もれてしまった場合や、何か問題があった場合はまた麻酔して取り出す。その後2〜4週間後に再トライ。

●口の中を清潔に保つことである炎症などのトラブルはある程度予防できる

手術後1〜2日後にちょっと腫れたりするのは普通の範囲内だそうです。もし続くようならお医者さんへ相談。

ところで、調べてわかったのですが、こちらの説明書は、新北市歯科医師協会の資料に沿ったものになります。

◆新北市牙醫師公會(新北市歯科医師協会) https://www.thda.org.tw


ちなみに中国語だと、

インプラント = “植體”(zhí tǐ)

インプラントアンカーやインプラントアンカーを打つこと = “骨釘”(gǔ dīng)

と言います。

日本語だと、「インプラントアンカー」のように英語の発音に合わせてカタカナを振ってそのまま日本語化してしまいますが、台湾だと中国語で、一体どんなものなのかを表す漢字を当てるので、「骨に釘を打つ」という意味のめちゃくちゃ怖い単語になります。日本で過ごしていた頃は、いろいろな恐ろしいものがカタカナでオブラートに包まれていたんだなぁと実感します。

おわりに

次回、約3週間後に、ついに上顎に釘を打ち込むことになりました…。実は、「やらなくていいって言われないかなー」、と淡い期待を抱いていたのです。でも普段はあまり感じないものの、今の状態で奥歯を完全に噛み合わせると、前歯がちょっと前に突き出てしまっているのですね。やはりインプラント矯正をしないと、いつもくちびるをとがらせているような感じになってしまいます。

怖いですが、台湾でもとても普及している方法なので、そんなに大きな問題はないはずです。説明書をよ〜く読み込んで、心とお金の準備をしていきたいと思います。打ったらまたブログで感想をシェアしたいと思います!


ところで、今回はクリニックの皆さんがいつもより優しかった気がします。もしかして私の紹介でどなたかクリニックに連絡されたのかな…?私には紹介料などはまったく入らないのですが、紹介でみんなの優しさが手に入るならそれはそれでうれしいです(笑)

みなさんも、ご自身にピッタリの方法が見つかりますように!

コメント

こばやし・たまご。台湾新北市在住。東京でのサラリーマン生活、オーストラリア留学を経て、2016年より台湾企業に勤務。
ムカつくこともあるけれど、私、台湾が好きです。

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